私が1年半続けたVtuberの身体を引退し、転生する理由
転生します。
なんで引退しちゃうのか、転生するのか。
気になっているリスナーや、Vの知人がそれなりにいると思うので
ここに詳しく記載しておきます。
かなり真面目に書いているので、結構長いです。
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私は、頼宮えるかというVtuberを始める前に、別でVtuberをしたことがある。
(一か月程、数回の配信しかしていなかったが)
その時に転生した理由は、Vtuber界隈に実際触れたことで、
「こっちのキャラクターの方が、個性的で伸びやすく、活動しやすいだろう」
という設定のイメージが生まれたからだ。
元のキャラクターのまま路線を変更するのは
あまりに違和感があったため、転生して新たにVtuberを作ったという事である。
つまり今回も、理由は同じである。
頼宮えるかというキャラクターで、何かの企画やコンテンツを作る事に違和感を感じたからである。
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なんだかんだ、新たに転生しようと思ってからもう半年以上も経つ。
始めは色々な案があった。
後々に書く内容とは真逆の案もあった。
それで、色々と試してみるうちに、今回の形で落ち着いた。
本当は収益化が通り、2021年になった辺りで切り替わるつもりだったが
Live2Dを始めて触ってみたり
色々あって結局、自分で立ち絵を書いたりしてたらすぐに3月になってしまった。
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企画やコンテンツを考える際、大まかに分けて二つのパターンがある。
「Vtuber自身のキャラクターを軸に企画を作るか」
それとも「ふと思いついた、面白そうなネタから企画を作るか」
自分は、後者で企画を作る方が多い。というかほぼそれだ。
(というか、最近のVtuebrで前者の方法を取っている人はあまりいない気がする。)
Vtuberを続けて分かった事は
どうしても「中の人の持つ個性から逃れられない」という事だ。
Vtuberを続け、様々な企画のアイデアを絞り出す程、中の人の持つ個性が出てしまう。
そしてその個性に頼らざるを得なくなる。
Vtuberはマジで今までの生き方が出るので
可愛くなろうとしてきた人は可愛いし
ゲームやってきた人はゲーム上手いし
演じてきた人はキャラ演じるの上手いし
学んできた人の話や動画は知識で攻めれるし
ぼくみたいにSNS性癖バトルしてきたら性癖バトルしかできない
(自分のツイッターより引用)
※「ぼくは性癖バトルしかできない」というのはまぁ真実なのだが、ツイートのオチに合わせただけで、別にこれからは性癖バトルを中心に活動するという訳ではない。
頼宮えるかというキャラクターのままで、それらのコンテンツを出すことも出来るだろう。
だが、頼宮えるかとしてその配信や動画作ったとしても。
今の自分の想定している完成予想と絶対に異なるものになってしまうだろう。
(それは今までの配信や動画、特に間近の投稿等でで感じている)
実のところ、視聴者側から見れば違和感は感じないに違いない。
見る側からは、初めから
"頼宮えるかというVtuberがいる"という前提で
それが出したコンテンツとして視聴するからだ。
だが私の頭の中の構想では。
今の私自身が出している・出したいコンテンツを
頼宮えるかがそのコンテンツを演じているという図は、違和感のある別物になってしまうのだ。
中には、普通なら合わないだろうコンテンツの組み合わせが
凄まじいミームを生み出すことがあるが、これに関しては、それはないだろう。
むしろ、意外性のある組み合わせで何かコンテンツを生み出すつもりなら
余計にこの身体には合わないと、私は思っている。
合わないもの同士を組み合わせて面白いものが出来上がるのはかなりレアだ。
殆どは、ただ単に低いクオリティのものが生まれるだけである。
自作の物を、第三者目線で見る事はとても重要だ。
音楽でも、イラストでも、小説でも、コスプレでも、MAD動画でも、Vtuebrでも。
普段のツイート一つでも、それは言えている。
そして私は、Vtuberである自分をを第三者目線で見た時、満足できるものは何一つ出せていない。
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少し話は変わるが。
今のVtuber(Vライバー)は大きく分けて
・ロールプレイ型(アニメや漫画のようなひとつのキャラクターとして活動する)
・アバター型(自分がインターネット上で活動する為の姿)
この二種類がある事は度々話題になる。
一般的なVtuberのイメージが、前者のロールプレイ型であるように
頼宮えるかは、元々前者のロールプレイ型の構想が強い。
(ちなみに私は、Vtuberの面白い部分とはロールプレイの中で時折出て来てしまう"中の人の素"だと思っている)
頼宮えるかも、ロールプレイを元にそういった中の人の素を漏らしていく事を含めて作っていたが
私を収益化に持っていけたのは、結局のところ中身の自分の部分が強い。
(キズナアイ等のコスプレをしてたという意味での「中身がデカイ」に聞こえるが、配信や動画のキャラクター性でも中身の部分が大きいと思っている)
つまり私の活動は、アバター型である方が明らかに不自由も違和感もない。
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さてここまで書いて、頼宮えるかという身体にマイナスイメージしかない風だが。
最初にも書いた通り、私は頼宮えるかというVtuberを始める前に、一か月程だが別でVtuberをしたことがある。
そして「このキャラクターの方が、個性的で伸びやすく、活動しやすいだろう」
という設定のイメージで、頼宮えるかというVtuberに転生し、収益化まで活動してきた。
つまり頼宮えるかというVtuberは、私がVtuberという世界に入るためには
絶対に必要な身体であった事は、まちがいない。
最後に。
とあるVtuberの方が、推しの引退を見てこう書いていたのを見たことがあるが、その言葉が合っているだろう。
頼宮えるかという身体は、役目を終えたのである。